元ファミレス店長が教える飲食業に向いている人と面接の志望動機

元ファミレス店長です。ファミレス以外に居酒屋やたこ焼き屋、バーなんかで働きました。ファミレスで正社員になった後、IT系に転職しました。飲食で起業したかったけど自分には無理と悟り、IT系で独立することにしました。なので、


飲食業だけにとらわれない観点で向いている人をなんとなく語れるんじゃないかと思います。それでは、飲食業に向いている人を過去を思い出しながら書いていきたいと思います。
飲食業に向いている人で1つ目は元気な人です。

どの職場でもそうなんですが、事務とかでやたら元気でも疲れますよね。ソフトウェア開発をやってたときに体育会系の男の人がいたんですが、挨拶の声がとても大きいんです。それはそれでキャラっていうか、まわりの人は笑って過ごしていましたが、中にはそれをいいと思わない人もいるんですよね。だって業務に集中してますから。集中してるときに「お疲れ様です~!」みたいに言われたらビックリするわけですよ。

で、飲食業で一番は元気な人。もっと具体的に言うと声を出してコミュニケーションがとれる人。辛いときもあるけど、嫌な顔をせず、真剣な顔だったり、笑顔で対応できる人ですね。

2つ目はこころくばりができる人。気づいてくれたり察してくれる人ですね。
これができるとお客さんは喜びます。そしていいお客さんがきてくれるようになります。ここでいういいお客さんっていうのは何回も足を運んできてくれて、お店に満足して帰ってくれるお客さんのことです。

3つ目がキレイ好きな人。気づく人ともいえますね。
人って環境に慣れてくるとこれでいいかってなるものです。そうじゃなくてお客さんの目線になってみたり、これって一般的にどうなんだろうとか、おかしいよねっていう視点を常に持ってる人。

先日、友人の手伝いでカフェへ電気の工事に行ったんですが、余剰シートもなにもかぶせてなかったし、準備がなにもされてなかった。(もちろんコチラで対応しました)お客さんの目線になれば、工事で埃やゴミがテーブルやインテリアに降りかかってくるって容易に想像できますよね。
見た目はオシャレな感じなんですが、壁にはくもの巣があったり、入り口のタイルが割れていたりと見る人が見ると負の要素がたくさんありました。

これがどうなるかっていうと、そういうことを気にしないお客さんが来るようになるんです。そして、どんどん雰囲気が悪くなってくる。こうなると負の連鎖でどんどん職場の環境は悪くなってきますね。
これは飲食業にかかわらずどんな業種にもいえることだと思います。みんな口には出さないけど、体や心で自然に感じるんです。

今回は思いつくままに3つ書きました。また何かあれば追加したいと思います。

あっもう一つ思い出しました。大事なこと。
悩んだときや行き詰ったときにざっくばらんに考えたり、臨機応変に考えられることも大事です。接客っていう人間対人間に加えて食事って人間の本能ですよね。つまり人間くさいこともすくなからずあるということです。

最後に志望動機について紹介したいと思います。

志望動機は正社員になるわけじゃなかったら、ぶっちゃけ特に必要ないんじゃないかと思います。
お互いその時間内で働いてもらいたい、働きたいことは分かっているし、飲食業初心者の人でも一から教えられるようにお店側も対応しているはずですから。
逆にお店側でこれがキチンとできていなければ入ってからは辛いと思います。教えてもらえないとかピリピリした環境だとか。

飲食業がはじめての人だったら「挑戦してみたい」とかでいいと思います。今まで少しでも携わったことのある方なら「もっと挑戦したい」でいいと思います。
家で料理ができますとか、○○系の料理が得意ですとか。ホームパーティーなんかをよく開きます。みたいなことは言わないほうがいいです。

言うのであれば、
「3口コンロで料理しながら、野菜切りながら、同時に洗い物や片付けもこなしています。さらに子供のがいるので、子供の様子を見たり、相手をしながら家事をこなしています。」
くらいに言えると即合格です。

ファミレスにしても居酒屋にしてもなんかこう飲食業って変なプライドとか職人魂みたいなのがあって、それが垢抜けないんですよね。老舗とか名店とか有名シェフがなんとかっていうお店であれば厳しいことは覚悟しないといけないとおもいますが。

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